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2024.05.30 NEWS

介護福祉士の仕事内容

前回のブログに引き続き、介護福祉士の仕事内容について
ご紹介いたします。

■身体介護■

介護福祉士はサービスの利用者の身体に関する支援を行う、「身体介護」を主な仕事としています。例えば食事・入浴・排泄・着替えなど、生活に欠かせない動作を支援するのが身体介護の基本です。サービス利用者のなかには、これらの行動を自分だけで行えないケースもあります。介護福祉士はサービス利用者の状況を正確に把握して、必要に応じたサポート方法を考案して実践するのが仕事です。

 ある程度自分の力で生活に必要な行動を起こせる人に対しては、できる範囲を任せて補助に回ることもあります。すべての行動を介護福祉士が対応してしまうと、身体能力の低下につながる恐れがあります。あくまで「できないこと」をサポートするのが、介護福祉士の役割になるでしょう。

■生活支援■

 

生活支援は、身体介護のように直接サービス利用者の身体に触れない部分で、生活全般のサポートを行う仕事です。例えば食事の準備・買い物・洗濯などが生活支援に含まれます。病院や施設に入るほどではないけれど、日常生活を過ごすことに困難を感じている高齢者などに対して、介護福祉士が生活支援を行うケースが多いです。

■社会活動の支援■

介護福祉士はサービス利用者が、積極的に社会活動に参加できるように支援するのも仕事です。身体が自由に動かせなくなると、家にこもりがちになり、社会とつながる機会が減ってしまいます。社会活動が疎遠になると、活力が減退して身体の機能にも悪影響が出る可能性があります。孤独を感じるようになると、精神的な負担に悩まされることも考えられるでしょう。

 そこで介護福祉士が積極的にサポートし、社会活動への参加を促します。趣味や特技を活かして地域のイベントに参加したり、同年代の人たちと交流できる機会を設けたりして、社会生活を楽しんでもらうのも介護福祉士の役割になります。サービス利用者の要望によっては、就労を支援するケースもあります。

 

 ■生活におけるアドバイスや相談の受付■

介護福祉士はサービスの利用者から生活に関する相談を受け付けたり、適切なアドバイスをしたりするのも仕事になります。人によって生活の悩みや不安は変わるため、相手の話をよく聞き、柔軟な発想によるアドバイスを行えるように備えるのがポイントです。さまざまな事例を調べて、相談内容に活かせるものを参考にするのも1つの方法です。

 サービス利用者本人だけでなく、その家族からの相談を受け付けることもあります。家族とサービス利用者の関係が良好でないと、スムーズな生活支援ができない可能性があります。そのため介護福祉士は積極的に家族とも接触し、話をしたりアドバイスをしたりといった行動に移るのがポイントです。

 ■まとめ■

介護福祉士とは、身体介護や生活支援などの仕事を通して、サービス利用者をサポートする職業です。生活から不自由をなくすことを目指して、考えられるサポートを実践していくのが、介護福祉士の役割となるでしょう。まずは介護福祉士の基本と仕事内容を把握し、具体的な働き方をイメージしてみてください。

 介護福祉士を目指す際には、国家試験の受験資格が取得できる「和歌山YMCA国際福祉専門学校」への進学がおすすめです。1年次から現場での実習を体験できるため、実践的なスキルを早くに身につけられます。そこから自分の目指す介護福祉士のキャリアプランを構築し、具体的な就職先を決めていくことが可能です。

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